課題

食品産業は業態によって企業規模が異なり、生産性に大きな開きがあります。プロセスチーズやフラワーペースト、調味液など「高粘性食品」業界は、他に比べて合理化の余地が大きいと言われており、「生産性の向上」は経営上の大きな課題として具体的な打ち手が求められています。

解決策

「高粘性食品」の食品連続調理殺菌機装置の輸入販売を手掛ける某大手商社様と協業。粘度や含水率を測定管理する計測器を製造装置に取り付けて、品質に影響を与えるパラメータの分析を一元的に行うことができる基盤を構築しました。

結果

製造装置本体から取得したデータや粘度、含水率を一元管理できるダッシュボード機能を使い、様々なデータの相関を見ながら食品製造のパラメータ研究ができるようになりました。今後はAIによるデータ解析や自動制御等を活用、省人化した食品連続調理殺菌機装置による更なる「生産性の向上」を目指します。

使用センサー

PLC、粘土計、水分計