課題

我が国の産業界において、「人手不足」は喫緊の課題になっています。例えば、製造現場において、設備故障等による機会損失をさけるためにも綿密な設備メンテナンスが欠かせませんが、それに回す人材が絶対的に不足しています。DXを切り口とした抜本的な課題解決が強く求められています。

解決策

センサー、通信、クラウドの低価格化により、重機や大型設備、コピー機のような機械ばかりでなく、中小型設備に対しても、安価にリモート監視ができる環境が整ってきています。これにより、メンテナンス業務にかかわる省人化・省力化が期待できます。某印刷機械メーカー様での事例では、自社の印刷機械に装着された各種センサーからのデータをPCに集約し、IoT専用の回線(※)を用いて「SensorCorpus」にデータを送信。可視化、閾値に応じたアラート発報の仕組みを付加価値として提供しました。
(※)お客様の工場にあるネットワークを用いるためには費用交渉、接続手順の確認等手間がかかるため、IoT専用SIMを用いることで解決。

結果

納品した製品を仕様にあった使い方をしているかの稼働状態の監視、インクが不足していないか/許可されていないサードパーティ製のインクを使っていないかの消耗品残量の監視を、人手を介さずにタイムリーにできるようになりました。

利用センサー

温度センサー、湿度センサー、速度センサー、インク残量センサー