技術継承や品質安定化を支援する取り組みです。
IoTプラットフォーム「SensorCorpus」を活用し、伸線機の稼働データやアラート情報を可視化するシステムを構築。
約1か月で稼働データ71種類とアラート情報164種類を一元管理し、設備の効率的な運用を実現しました。

課題
  • 製造現場の熟練作業者による長年の経験に支えられてきた高品質なケーブルの製造、加工技術を次世代へ継承させるためのノウハウを蓄積する。
  • 市場での競争力を高める。
  • 人材不足への対応。
解決策
  • ノウハウの蓄積、データ収集・利活用のためのIoT基盤を構築。
    1. 71種類の稼働データ・164種類のアラート情報をPLC経由で取得、ゲートウェイ上での処理を通じて「SensorCorpus」にデータを格納し、一元的に管理する。
    2. 全体ステータスと詳細推移をダッシュボード上で可視化。
結果
  • 71種類の稼働データ・164種類のアラート情報の一元管理により、設備全体を俯瞰した管理・データ活用が可能に。
  • データの一元管理と「SensorCorpus」のダッシュボード上での可視化により、管理が効率的に。
今後
  • 基盤を拡張させ、高品質な製品を安定的・継続的に提供するための製造工程の実現を目指す。
  • IoT基盤を拡張・データ活用におけるを継続しノウハウを蓄積させ、次世代への継承を行う。