プレス機器のメンテナンスにおいて、振動データなどを収集・可視化し、異常値を検知するサービス基盤を構築。
これにより、故障原因の迅速な特定が可能となり、工場の停止期間を最小限に抑え、アラート通知で関係者への即時対応も実現しました。
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- お客様が導入したプレス機器の障害が発生した場合に提供しているメンテナンスサービスの効率化を図り、継続的なサービス利用の増加、顧客満足度の向上につなげる。
- プレス機器の導入先工場へ訪問し状態を確認しなければ障害発生原因が分からないが、部品を交換する場合に発生する工場とオフィスとの往復移動等の無駄の削減。

- 振動など稼働に関するデータを収集、常時可視化、異常値検知のためのサービス基盤を構築。
- ゲートウェイ側でPLCから取得する非常に粒度の細かい振動データ(1msレベル※)をリアルタイムで処理するプログラムを構築。 ※1ms=1,000分の1秒
- 処理したデータを用途に合わせて①クラウド上のオブジェクトストレージと②「SensorCorpus」のそれぞれに格納。
- 「SensorCorpus」のダッシュボードからもオブジェクトストレージ上のデータを呼び出せるような連携処理を実装。


- 障害発生時の原因究明が迅速つ的確に実施可能になったことで、工場側は最小限の停止期間で操業が可能に。
- 稼働状況をタイムリーに把握できることで、障害発生を関係者に即時通知するなど、工場側主導での活用も見られるようになった。


- 稼働データ・ノウハウを蓄積し、故障前後の微細な挙動から故障検知できるようにするなどの展開を進める。
◎使用センサー
・振動センサー
・温度センサー
・電流センサー
・加速度センサー、他