仕掛品にビーコンタグを付与し、製造現場に設置した受信機で所在と滞留時間を記録するシステムを導入。
これにより、仕掛品の所在把握が容易になり、探す手間を削減。
また、滞留時間の可視化により、生産計画の精度向上に寄与しました。

課題
  • 現場からの申告により判断している、各製造工程・工程間における所要時間等の製造現場の実態を正しく把握し、生産計画の精度を向上させる。
解決策
  • 各製造工程・工程間の仕掛品、作業員の所在場所(作業場、会議室等)を把握できるようにする。
    1. 製造現場にビーコン受信機を設置。
    2. 仕掛品に付随する工程伝票や製造指示書にビーコンタグを同封。
    3. 作業員にもビーコンタグを所持してもらう。
    4. ビーコン受信機の場所とタイムスタンプから、仕掛品の所在と滞留時間を記録。
  • 「SensorCorpus」でダッシュボードを作成し、仕掛品の動き・作業員の所在場所を視覚的に分かるようにする。

結果
  • 各製造工程・工程間の仕掛品滞留状況が把握できるようになり、生産計画の精度が向上。
  • 仕掛品や作業員の所在場所を把握できるようになり、探す手間の省略化。