MIRAI株式会社は、「SensorCorpus」を活用し、設備やセンサーのデータをリアルタイムで可視化するシステムを構築。これにより、社内の情報共有と意思決定の迅速化。さらに光・空気・培養液の環境制御が最適化され、製造量と利益率が各30%増加。また氷点下のノルウェーでのレタスの栽培・販売も実現。

課題
  • 植物工場の生産現場で利用のセンサー(温度・湿度、CO2等の計測用)に異常が発生した場合、担当者が現場で確認する必要がある。
  • 単価の安い製品(野菜)に対する設備投資の費用対効果の検討。
    • 複数の設備稼働データとセンサーデータの相関関係を把握し、野菜の生産を安定させる。
解決策
  • 全ての稼働データとセンサーデータを「SensorCorpus」に格納。
  • カスタマイズを加え、MIRAI様が見たいダッシュボードを実現し、一元管理できるように。
結果
  • 「経営」「生産現場」「デジタル技術者」が同時に現場の情報が確認可能に。それにより社内議論もフラットになった結果、経営者の判断・指示もスムーズに。
  • 属人的なノウハウ(感性、直感、経験等)をデジタル化することで品質向上、精度の高い製造量予測を実現。
  • 三要素である光(照明)、空気(温度、湿度、風)、培養液(環境数値)をコントロールすることで、製造量三割アップ(大きさと重さも拡大)、利益率三割アップを達成。

◎栽培技術の革新とデータで未来の食を守る MIRAI株式会社様 企業情報

会社名:MIRAI株式会社
代表取締役会長:椎名 吉夫
取締役社長 兼 営業本部長:野澤 永光
創業:2004年9月
設立:2015年11月
資本金:75,500,000円
〒 277-0881 千葉県柏市青田新田飛地221-1
最寄駅:つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅
電話番号:04-7192-6655

植物工場には約500平米の栽培室2つあり、苗の植え付けから収穫まで全く農薬を使わずに野菜を栽培。
収穫した野菜はスーパーマーケットのデリカコーナーや飲食店など、幅広く流通。
氷点下のノルウェーは難しいとされるレタスの栽培・販売も行っている。