~IoT技術により企業が保有するアセット(車両、機材、コンテナ、パレット、測定器など)の位置情報、稼働情報などを見える化し効率的な運用を支援 アセット盗難防止にも活用できるサービス~

株式会社インフォコーパス(代表取締役社長:紫尾淳一、本社:東京都目黒区、以下 インフォコーパス)は、車両や機材など企業が保有するアセットをクラウド上で統合管理するソリューション、アセット統合プラットフォームSensorCorpus AM(AssetManagement)「位置情報・稼働情報の見える化サービス」の提供を2023年6月14日より開始します。

SensorCorpusAM「位置情報・稼働情報の見える化サービス」
https://infocorpus.co.jp/purpose/sensorcorpus-am/

 企業、団体、組織のアセット管理者は保有するアセット(資産)を安全かつ効率的に運用、活用して付加価値を高めることが求められています。アセットの中でも屋外で使用する大型のもの、高価なもの、移動するものの管理、運用で悩んでいる管理者、経営者の方も少なくないと思います。昨今、資源高騰の折、アセットの盗難対策も喫緊の課題になっています。

 インフォコーパスは昨年から株式会社現場サポート(代表取締役社長:福留進一、本社:鹿児島市)と共同でIoT技術により企業が保有するアセット(車両、機材、コンテナ、パレット、測定器など)の管理を統合的に支援するサービスの開発を実証実験も交えながら進めて参りました。

 この度、第一弾のサービスとしてアセットの位置情報、稼働情報などを見える化し効率的な運用やアセット盗難防止を支援するサービスSensorCorpusAM「位置情報・稼働状況アプリケーション」をリリースしました。2023年6月15日~17日に開催される第37回 オートサービスショー2023(https://www.jasea.org/autoservice/)において、ディーアイシージャパン株式会社のブースにてご覧いただけます。

 今後はアセットを運用するヒトの支援をするサービスなどアセットを統合的に管理するサービスを順次拡充していく予定です。

企業が保有する大事なアセットの管理に関する課題

  • 盗難リスクが高まっていて対応したいがコストや工数がかかる
    資材高騰を背景に車両や金属素材アセットの盗難が増えている
    ‐盗難防止対策にはコストがかかり対応に二の足を踏む
  • 必要な時にアセットの保管場所がわからず探すのに時間を要する
    記録はしていても記録更新をせずアセットが記録された場所にない
    アセットが複数になると更に負荷が大きくなる
    ‐降雪時など特定なシーズンにしか使用しないアセットの管理が困難
  • 移動するアセットの状態監視(位置情報、稼働情報)実現の課題
    電源供給の課題:駐車、保管の際にエンジンをかけっぱなしにできない
    ‐状態監視のセンサーやツールの設置に工数、コストがかかる
  • 高価なアセットが効率的に活用されているかわからない
    稼働時間が人の感覚でしかわからない
    ‐アセットが複数あり複数か所で利用されている場合、状態(位置、稼働状況)がわからず、リースでアセットを手配してしまう
  • 年数が経ったアセットは購入時から現在までのプロフィールが不明
    修理履歴などを確認するのに手間がかかる
    ‐定期検査などを忘れてしまう

SensorCorpusAMでアセット管理の課題を解決!

  • 複数のアセットが現在どこにあるか(位置情報)、動いているか(稼働情報)がリアルタイムに把握できる
    デバイスに(センサー)にGPS(位置情報)、加速度センサー(稼働情報)が内蔵されている
    ‐アセットの位置をGoogleマップ上に表示
    ‐日毎のアセットの稼働時間を表示
  • 盗難防止が簡単に実現
    使用するデバイスは専門知識不要でだれでも簡単に後付け可能
    ‐アセットが予期せぬ移動をしたら管理者にアラートメールを発報
    ‐アセットの現在地を捕捉
    アセットの稼働時間を日毎、週次、月次、年間で把握できる
    ‐稼働時間データをCSVでダウロードできるので必要な形で集計
    -アセットの貸し出し時間により貸主も借主も納得できる課金を実現
    ‐CO2排出量の計算も可能(各車両の時間単位のCO2排出計算式を適用)
  • アセットのプロフィールを継続的に記録
    修理履歴や定期検査履歴などを記録
    ‐車検証などのファイルも保存
  • デバイスの通信品質やバッテリー残量を常時モニターできる
    電池駆動で1年以上もつ
    バッテリー残量が残り少なくなったら電池を交換するだけ
    ‐(シガーソケットなどから給電できない状態の)動いていない重機の位置情報も取得することができる

サービスのシステム構成

位置情報・稼働状況アプリケーションメニュー

■現在の状況

アセットが現在どこ(場所名)にあるか、稼働しているかを表示
稼働時間は1週間単位で表示 3時間を超える稼働日は濃い色で表示

■マップ

アセットの位置情報を詳細に表示。地図上のマーカーをクリックすると吹き出しが表示されてアセットの状態(アセット名、稼働状況)が確認できる。

アセット

アセットの名前、種別、種別(サブ)、画像、センサー名、メモやファイルを登録、表示する稼働時間の詳細履歴を表示。

 

■場所一覧

経度、緯度を入力して場所を登録、表示

センサー

センサー名、リンククオリティ(通信状態)、デバイスのバッテリー状態を表示。

アセットへの装着デバイス

Sigfoxデバイス:「IET10MO」
提供元:京セラコミュニケーションシステム株式会社
https://www.kccs.co.jp/sigfox/solution/product/device60/

  • サイズ : 197mm x 20mm x 27mm、105g
  • 動作温度: -30~+60℃
  • 対応無線: GPS、 WiFi、 BLE、 Sigfox
  • 消費電力: Standby current 18uA、スリープ 3uA
  • 寿命: 5年(1日10回Sigfox送信基準。 使用環境により異なります。)

ネットワーク:グローバルIoTネットワーク「Sigfox」
提供元:京セラコミュニケーションシステム株式会社
Sigfox詳細:https://www.kccs.co.jp/sigfox/

アプリ開発支援
株式会社Fusic(https://fusic.co.jp/
IoTテストサービス「mockmock」https://mock-mock.com/ja/

共同開発
株式会社 現場サポート(https://www.genbasupport.com/company/
代表取締役社長:福留進一

【会社概要】
商号  : 株式会社インフォコーパス
代表者 : 代表取締役社長 紫尾 淳一
所在地 : 〒153-0064 東京都目黒区下目黒三丁目5番1号 梶浦ビル5階
設立  : 2013年6月10日
事業内容: IoTサービスプラットフォーム、IoTサービス開発、IoTコンサルティング
資本金 : 7,118万円
URL  : https://www.infocorpus.co.jp/

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社インフォコーパス
担当: 高橋、首藤(事業推進部)
メールアドレス:contact@jp.infocorpus.com
TEL: 03-5734-1830